2019/06/03 更新

VNCでPCからデスクトップ画面操作

どうも、クラゲです。
PCからWiFiで、ラズパイのGUI画面表示や操作を行う方法を紹介します。

VNC(Virtual Network Computing)はラズパイのデスクトップ画面をPCから表示・制御できます。例えば、ラズパイに入っているアプリを画面を見ながらPC側で動かしたり、ラズパイに繋がっているカメラの映像をPCで見たりすることが可能になります。単なる画面転送ではなく、キーボードやマウスも使えます。またファイル転送機能についてもご紹介します。
ちなみに、ターミナル画面でコマンドのみをPCとやり取りする場合はSSHで十分です。

【 おおまかな作業の流れ 】


RaspberryPi側の設定

2016年10月以降のRaspbianでは、"RealVNC"というVNCサーバーがラズパイ側にインストールされており、GUI操作一発で簡単にVNCを起動することが出来ます。


左上のMENU(ラズベリーパイアイコン)をクリックして、設定からRapberryPiの設定を選択します


インターフェースタブを選択してVNC有効にしてOKを押します


画面の右上にこのような"VNCアイコン"が出てくればラズパイ側の設定は完了です


なお、"VNCアイコン"をクリックすることにより簡単にIPアドレスのチェックが出来ます

PC側にVNC Viewerソフトをインストール

こちらからVNC Viewerをダウンロードします
https://www.realvnc.com/en/connect/download/viewer


デフォルトで表示されているモノをダウンロードし、問題なくインストールできました
"Send anonymous usage data to help improve VNC Server."のチェックは外しても問題ないです。後から設定で有効にすることも可能です。

PC側でVNCを立ち上げる


インストール出来たら、このような画面が立ち上がっていると思います
テキストボックスにラズパイのホスト名もしくはIPアドレスを打ち込みます

ホスト名の場合の例

raspberrypi.local

IPアドレスの場合の例

192.168.11.3


このような画面が出てきますので、"Continue"を選択してください


Usernameに"pi"、Passwordに"raspberry"を入力して"OK"を選択


これで完了です!
画面はWindowsですが、macでも同様の手順で出来ます。

【おまけ】RaspberryPiとPC間でのファイル転送

従来だとSCPやSFTPなどの別ソフトをインストールしたり、USBメモリで行っていたかと思います。実は、RealVNCにはファイル転送機能も付いています。非常に簡単に使えるのでぜひ活用しましょう。

RaspberryPiからPCへ転送


ラズパイ側からでもPCのVNC Viewer側からでもどちらからも操作可能です。
ラズパイ右上の"VNCアイコン"をクリックし、右上のメニュー(横線3本)をクリックし、File Transferを選択すると出来ます。フォルダやファイルの日本語は文字化けするようです。
ちなみにラズパイの/home/pi/Desktopという場所と/home/pi/デスクトップは別なのでご注意ください。転送先はPCのデスクトップです。

PCからRaspberryPiへ転送


PCのVNC Viewer側のみ操作可能です。
画面中央やや上にマウスカーソルを持っていくと隠れメニューが現れます。中央の矢印アイコンTransfer Filesを選択すると出来ます。
転送先はラズパイの/home/pi/Desktopという場所です。/home/pi/デスクトップではないのでご注意ください。

【おまけ】トラブルシューティング

アクセスできない

基本的な接続方法はSSH/SFTPと同じですので、うまく接続できない場合は、以下のサイトを見て下さい。
https://jellyware.jp/kurage/raspi/ssh.html

解像度がイマイチ

解像度がいまいちだという人は、以下の設定を試してみてください
ラズパイデスクトップ画面にて、左上のMENU(ラズベリーパイアイコン)をクリックして設定からRapberryPiの設定を選択 > システムタブの解像度を設定から解像度を変更


以上、PCからRaspberryPiデスクトップ画面にリモートアクセスでした。