浜松市ハッカソン

CONCEPT 浜松市ハッカソンとは

浜松市では、担い手確保や生産性の向上、農林水産品の付加価値強化など、農林水産業の活性化に向け、最新技術を活用した新しいソリューションを発掘するため、「AI・IoTx未来の農林水産業」のテーマでハッカソンイベントを開催します。
アクセラレータ型のハッカソンで、浜松市内の企業と市内外の企業／人材とのビジネスマッチングや、ハッカソンで生まれたプロトタイプのビジネス化を通じ、本地域の産業・経済の活性化を目指します。

浜松市は、日本のほぼ中央に位置し、約1,558km²に及ぶ全国で2番目に広い市域を持つ政令指定都市です。全国トップクラスの日照時間を誇り、気候が温暖で、急峻な中山間地域から扇状に広がる平野部、海岸線までと多様な地形を有しています。
恵まれた自然環境や、地域に根ざした進取の気風である“やらまいか精神”の下、先人達が取り組んだ農業基盤整備などを背景に、農業が発展してきました。現在では、みかん、セルリー、馬鈴薯、ガーベラ、茶など170品目を超える農産物が生産されており、農業産出額全国7位、総農家数全国1位、農業就業人口全国3位となっています。
遠州灘、浜名湖、天竜川などの資源豊かな漁場と歴史に培われた養殖技術に支えられ、水産業も盛んです。全国的に有名なうなぎやすっぽんの養殖のほか、遠州灘のしらすやとらふぐ、浜名湖のあさりや海苔など、様々な魚介類が水揚げされます。
浜松市には、市の北部を中心に、約10万3千haに及ぶ広大な森林があります。「天竜美林」と呼ばれる森林が広がる天竜川上流域では、林業が営まれ、非常に良質なスギ、ヒノキが生産されています。
しかし、近年は事業者の高齢化、後継者・労働力不足、収益の減少などを理由に、第1次産業の経営体数が減少しています。一方で、高い経営意欲を持って作業効率化や規模拡大に取り組む若手農業者など、新たな挑戦を行う事業者も増えつつあります。

今回のハッカソンでは、様々な農林水産業の課題を解決するアイデア、プロトタイプを求めます。浜松市を舞台に、最新技術を取り入れた未来の農林水産業の姿を提案してください。

PROCESS ハッカソンプロジェクトの流れ

01

事前説明会・
交流会・技術ハンズオン

最新技術に関する理解度アップ
参加者同士の交流

2019年11月
02

ハッカソン

アイデア・プロトタイプ発掘
ダーティプロトタイプ開発

2019年11月
03

試作開発支援

プロトタイプのクオリティアップ
ビジネスモデル構築

2019年12月〜2020年3月

THEME テーマ

AI・IoT x 未来の農林水産業

「AI x IoT」でスマートな未来の農林水産業をつくろう！

農林水産業の生産や流通における
課題を解決するアイデア

農林水産物の魅力強化や消費者の
満足度を高めるためのアイデア

EVENT
OVERVIEW 開催概要

開催日: 11月30日（土）〜12月1日（日）

開催場所: The Garage
浜松市中区高林1-8-43

定員: 50名

参加費: 無料

募集期間: 10月18日（金）～11月22日（金）

応募方法: 専用ホームページからの応募

賞: ハッカソン後の開発サポートまたは開発資金サポート

参加対象: 農林水産関係事業者、エンジニア、デザイナー、その他クリエイター、プランナー、マーケッター
※アイデアのみお持ちの方もご参加いただけます

注意事項: ①応募者多数の場合は参加形態、スキル等を総合的に考慮した上で、選考させていただきます
②チーム参加も可能ですが、チーム参加の場合でもメンバー全員がご応募ください
③会場までの旅費は自己負担でお願いします

TECHNOLOGIES 提供技術

IBM Cloud

※ハッカソンにて無償でお使い頂けますので事前にアカウント登録をお願いします。

IBM Cloudでは以下をお使い頂けます。
- ・Webアプリ実行環境
- ・DBなどのミドルウェア
- ・AIのWatson（API、機械学習ツール）
- ・サーバーレス
- ・コンテナ
- ・ブロックチェーン
- ・Node-REDなどの開発ツール
- ・その他いろいろ
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アマゾンウェブサービスジャパン株式会社

アマゾンウェブサービス（AWS）は、2006年にクラウドの提供を開始して以来、現在190ヶ国の100万以上のお客様にご利用いただいております。AWSを採用したお客様には、ITインフラの構築や運用のコスト削減というメリットだけでなく、開発・調達スピード改善、セキュリティの強化の観点で、採用を決定いただいております。
また、Amazonでは20年以上にわたってAIの分野で大規模な投資が行われてきました。社内システムの多くは機械学習(ML)アルゴリズムによって実行されています。Amazon.comの推奨エンジン、Alexaを使用したEcho、新しい小売り体験を提供するAmazon Goに至るまで、AWSの機械学習はお客様にご利用いただいている機能の中核を成しています。

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株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ

KDDIウェブコミュニケーションズは、2013年より日本におけるTwilio（トゥイリオ）の販売を行ってまいりました。
Twilioは音声通話、メッセージング（SMS/チャット）、ビデオなどの様々なコミュニケーション手段をアプリケーションやビジネスへ容易に組み込むことのできるクラウドAPIサービスです。初期費用不要な従量課金制で、各種開発言語に対応しているため、多くのハッカソンイベントやスタートアップなどにも、ご利用いただいております。
https://twilio.kddi-web.com
本ハッカソンでは、Twilioをご利用いただくチームに限り、4,000円分のポイントをご提供いたします。以下のURLをご確認の上、無料のサインアップを行っていただき、Twilioエバンジェリストまで直接ご連絡ください。
hhttp://bit.ly/twilio-signup

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サイボウズ株式会社

kintoneはノンプログラミングでWebデータベースを簡単に作成できるクラウドサービスです。
エンジニアだけでなくプランナーやデザイナーの方でも簡単にデータベースを構築することができます。
また、外部からデータの取得・追加等が可能なREST APIも搭載しており、言語を選ばず簡潔なパラメータで扱えるので、限られた時間の中で行うハッカソンでは重宝します。

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JellyWare株式会社

JellyWareでは、ハッカソンのモノづくりに役立つ、各種マイコンボード、センサー、電子部品、工具の貸し出しを行っております。また、IoTモノづくりに関する多数の技術レシピやノウハウもございますので、お気軽にご相談下さい。

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ローランドディー.ジー.株式会社

ローランドディー.ジー.では「イメージをカタチに」をビジョンに掲げ、様々なデジタル機器を製造しております。その中でも小型3DモデリングマシンSRM-20は、デスクトップ上で使用できるデジタルツールとして多くのFab施設や学校にて設置して頂いております。
今回、機器を4台ご用意させて頂きますので、皆さまのアイデアをカタチにするのにお役立て出来たら幸いです。
https://www.rolanddg.co.jp/products/3d/srm-20-small-milling-machine

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JUDGES 審査員

株式会社コーワメックス取締役　副社長

梅津優

IT企業傘下のエンジニアリングカンパニー及びファブレスカンパニー2社の役員として、事業改革及び新事業創造を推進、M&AにおけるDD及びPMIも従事、各種オープンイノベーションイベントを積極的に支援及び参画中。総合商社時代には、主にエレクトロニクス及びオートモーティブの領域で、グローバルサプライチェーンマネジメントを運営・管理し世界中を飛び回り、拠点を新規開設し短期間で黒字化のうえ事業を拡大させ、次世代のモビリティ分野で新製品やサービスの企画・開発・実証に携わり、技術や事業のパートナーを発掘から出資を行い、女性活躍・シルバー・外国籍等のダイバーシティ組織を含めた経営に従事。現場での実務経験を体系的に整理・把握すべく経営学修士も取得。
株式会社スズキ・サポート　代表取締役

岡部孝利

1978年スズキ株式会社に入社。二輪車営業の後、人事・総務畑を担当。2011年から会社が農業事業に参入と同時に農業部門の責任者を兼務。現在は、スズキ(株)の特例子会社スズキ・サポートの農業事業部で障がい者と一緒に、いちご、ベビーリーフなどの栽培に当たる。1990年から5年間のハンガリー駐在を機にハンガリーの赤ワインをこよなく愛すとともに、帰国後に趣味で始めたブルーベリー栽培は、現在300本以上になり赤ワインとともにポリフェノール摂取で健康管理をしている。
Seeed株式会社　代表取締役社長

坪井義浩

名古屋市出身。薬学部在学中にITで起業。ウェブや電子決済システムの構築などを行う。2009年頃に最近のマイコン開発環境を知り、エレクトロニクスへの情熱が甦る。2013年からハードウェアの仕事を開始し、2017年に中国Seeed Technologyの日本法人を設立。以降、自社製品やIoT機器のODM/OEM設計・製造に携わる。今でも基板の設計、量産手配、コーディングなどを行っている。
静岡大学農学部生物資源科学科　准教授

松本和浩

1977年旧清水市に生まれ、焼津市で育つ。鳥取大学農学部で博士号取得まで乾燥地でのくだもの栽培研究に従事。途中、イスラエル・ヘブライ大学で乾燥地農業についてのフィールドワークを1年間行う。その後、韓国忠南大学農学部で1年半、博士研究員としてイチゴ等の軟化防止と、貯蔵性向上の研究を行う。2008年に弘前大学農学生命科学部に赴任し、リンゴの育種・栽培研究に従事。果肉の赤いリンゴ「紅の夢」等のリンゴの新たな価値創造を行う。2016年10月より静岡大学農学部生物資源科学科農食コミュニティ―デザインコースにおいて、地域の園芸資源の多様性の確保やそれらを利用したブランド化、地域活性化研究に従事。園芸と民藝の融合をテーマに風土に根差した農産物に「愛おしさ」を付与することを目指している。