スペーステクノロジーを活用した
新しい製品やサービスを皆で考えてみませんか?

模擬人工衛星CanSat(後述)製作を通じて身に着けたスペース関連術力を持っている学生たちと、
社会人エンジニア/ビジネスマンと3日間の真剣勝負!
新サービス新製品の発案からプロトタイプ作成・発表まで行う「スペーステックハッカソン」は、
CanSatの要素技術をもとに、企業における新規事業開発を学べる内容です。

本ハッカソンは、慶應義塾大学SDM研究科スマートシステムデザインラボ、
NPO法人大学宇宙工学コンソーシアム(UNISEC)、JellyWare株式会社がタッグを組んで、
スペーステックをテーマにして企画し、宇宙ベンチャーにも協賛、協力してもらうハッカソンです。

スペーステックを勉強している学生の技術力と学生らしい発想力に、
社会人の豊富な経験とベテランらしい技術力を掛け合わせると、
世の中にない新しいモノが生まれるかもしれません。

宇宙に、スペーステクノロジーに、新しいモノやサービス創作活動にご興味のあるあなた!
ご参加をお待ちしております!

※本ハッカソンは招待制となっております。
ご参加をご希望される方は、info@jellyware.jpまでご連絡いただければ、
お申し込みページのパスワードをご連絡いたします。

スペース・テクノロジーとは?

CanSatとは

CanSat = 空き缶サイズの模擬人工衛星
実際の衛星と同様の技術を使用して制作

CanSat競技
ロケット(あるいは気球)にCanSatを搭載し,上空から降下

カムバックコンペティション(スタンダードな種目)
あらかじめ地上に定められたゴールを目指す

ミッションコンペティション
「ロケットに搭載し,上空から降下させる」という特徴を
生かした独自のミッションを立てて検証する

CanSatに詰まっている
スペーステクノロジー

  • マイクロプロセッサ

    センサからの情報をあつめて処理

  • 各種センサ

    周囲の環境や自身の状態を把握

  • SDカード

    データの保存

  • 無線

    地上局との通信

AxelGlobeについて

アクセルスペースでは、2015年にAxelGlobeというプロジェクトをスタートしました。AxelGlobeでは2022年までに50機の地球観測用超小型衛星「GRUS(グルース)」を軌道上に打ち上げ、世界中を毎日撮影できる新しいインフラを構築することを目指しています。実現する地上分解能は2.5mで、道路を走る車を見分けることのできる細かさで世界のあらゆる人間活動を見ることができるようになります。詳細は以下の動画をご覧ください。

GRUSのサブペイロードスペースについて

AxelGlobeでは50機もの衛星が打ち上がりますが、これを好機と衛星内の空いたスペースに独自のハードウェアを搭載する要望が多数寄せられています。専用の衛星を開発するほどの費用は支払えないが、もともと予定されている衛星への相乗りが可能であれば試してみたい、というわけです。これを受け、2018年以降に打ち上げを予定するGRUS第2世代からは正式なサービスとして提供を検討しています。メインの地球観測ミッションに影響を与えない範囲で、取得データのダウンリンクも行います。宇宙空間を低コストで利用できるメリットを生かし、これまでにないユニークなアイデアを募集します。
例えば、右のようなアイデアが考えられます。

AxelGlobeでは50機もの衛星が打ち上がりますが、これを好機と衛星内の空いたスペースに独自のハードウェアを搭載する要望が多数寄せられています。専用の衛星を開発するほどの費用は支払えないが、もともと予定されている衛星への相乗りが可能であれば試してみたい、というわけです。これを受け、2018年以降に打ち上げを予定するGRUS第2世代からは正式なサービスとして提供を検討しています。メインの地球観測ミッションに影響を与えない範囲で、取得データのダウンリンクも行います。宇宙空間を低コストで利用できるメリットを生かし、これまでにないユニークなアイデアを募集します。
例えば、以下のようなアイデアが考えられます。

  • 4Kカメラを搭載して宇宙から見た
    地球の動画を配信する

  • 魚眼カメラを2つ搭載して全方向をカバー
    する動画を作成、VRやプラネタリウムの
    コンテンツとして利用する

  • 放射線、極端な温度変化など、宇宙独自の環境 をうまく利用してゲーム等のコンテンツとする

サイズ、質量、電力、データ量については、現時点では明確な制約を考慮する必要はありませんが、第1世代GRUSがおおよそのスペックとしてサイズ60cm x 60cm x 80cm、質量100kg、発生電力100Wの衛星ですので、このサブペイロードとして搭載できる可能性のある範囲で検討をお願いします。

サイズ、質量、電力、データ量については、現時点では明確な制約を考慮する必要はありませんが、第1世代GRUSがおおよそのスペックとしてサイズ60cm x 60cm x 80cm、質量100kg、発生電力100Wの衛星ですので、このサブペイロードとして搭載できる可能性のある範囲で検討をお願いします。

  • 4Kカメラを搭載して宇宙から見た
    地球の動画を配信する

  • 魚眼カメラを2つ搭載して全方向をカバー
    する動画を作成、VRやプラネタリウムの
    コンテンツとして利用する

  • 放射線、極端な温度変化など、宇宙独自の環境 をうまく利用してゲーム等のコンテンツとする

その他ご提供可能なビッグデータや API、その他技術等

2014年の打ち上げ以来、世界各地で2000枚以上の撮影に成功しているほどよし1号機の画像データをご提供します。地上分解能6.7m、撮影幅28kmの短冊状の画像になります。ファイル形式はGeoTiffで、下記のスペクトルバンドの画像を含みます。

※なお、必要であればR, G, Bバンドを合成した JPEGファイルの提供も可能です。

※なお、必要であればR, G, Bバンドを合成した JPEGファイルの提供も可能です。

インフォメーション

開催日時 2月25日(土)〜26日(日)/時間は10時〜18時
開催場所 - 2月25日:慶應義塾大学(三田キャンパス 大学院校舎1F 313講義室)
- 2月26日:慶應義塾大学(日吉キャンパス 来往舎2階 大会議室)
※一日目と二日目の会場が異なりますので、ご注意ください
定員 30名〜50名
参加費 無料
参加資格 宇宙に興味のある大学生または社会人
 ※専門は問わない
 ※文系の学生大歓迎
 ※エンジニア、デザイナー、プランナー大歓迎
 ※但し、招待された方のみご参加いただけます
賞・賞金 調整中
主催 慶應義塾大学SDM研究科スマートシステムデザインラボ
共催 NPO法人 大学宇宙工学コンソーシアム(UNISEC)/東京工業大学 動設計学研究室/JellyWare株式会社
協賛 株式会社アクセルスペース/株式会社レヴィ
お問い合わせ先 本ハッカソンは招待制となっております。
ご参加をご希望される方は、info@jellyware.jpまでご連絡いただければ、お申し込みページのパスワードをご連絡いたします。
http://spacetech-hackathon.peatix.com/
info@jellyware.jp
「スペーステックハッカソン運営事務局宛」

審査員

  • 大学卒業後、1998年に宇宙開発事業団入社。H-IIAロケットの研究開発と打上げおよび国際宇宙ステーションプログラムにおけるNASAや欧州宇宙機関(ESA)との国際連携に従事。ESA研究員、宇宙航空研究開発機構主任開発員を経て2009年より現職。専門は社会技術システムのデザインとマネジメントやイノベーティブなサービス創出のためのプロセス・環境構築。一般社団法人GESTISS(宇宙・地理空間技術による革新的ソーシャルサービス・ コンソーシアム)理事。日本スポーツ振興センターハイパフォーマンス戦略部マネージャー。アジア工科大学大学院招聘准教授。

  • 1979年三重県生まれ。2007年東京大学大学院博士課程修了後、同年より東京大学産学官連携研究員として、超小型衛星の実用化研究に従事。2008年、株式会社アクセルスペースを設立し、超小型衛星の利用普及に向けたビジネスを推進。2013年に株式会社ウェザーニューズと共同で世界初の民間商用超小型衛星WNISAT-1を打ち上げたのに続き、翌年には東京大学と共同で超小型衛星ビジネス実証衛星「ほどよし1号機」を打ち上げて実績を積む。2017年中には合計4機の打ち上げを控えている。2015年より内閣府宇宙政策委員会宇宙産業・科学技術基盤部会委員。

  • 2004年米国コロラド大学ボルダー校博士課程修了。人工衛星に搭載する展開構造物の研究開発を専門とする。日本学術振興会海外特別研究員、日本学術振興会PDを経て、2007年より世界初のソーラーセイル実証衛星IKAROS計画に参加。2008年から東京工業大学 助教を経て、2015年2月より現職。現在、先進的な展開構造を宇宙実証する超小型人工衛星OrigamiSat-1の開発を主導。

  • 日本最大級ハードウェアコンテスト・ハッカソンGUGENを立ち上げ、2014年から現在まで20回以上のハードウェアハッカソンを手がけている。2015年9月にハッカソンエコシステムを中心としたIoTサービス・製品開発事業をメインとするJellyWare(株)を設立。現在、ハッカソンECOシステムを活用した新規事業のコンサル事業と、ハッカソンを起点にした複数のIoT製品開発事業を手掛けている。NTT西日本、トヨタ自動車、東芝、タカラトミー等の企業との実績を持っており、東芝と一緒に開発した「光でお描きロボットwordee」を2016年に発表している。